岡山校

美學校岡山校開校中!!!

美學校・岡山校 - 生徒募集/授業概要案内
(学歴性別 年齢不問) 

美學校は本来1人1人が持っているそれぞれの感性、思考する力を自分自身の中に発見し育てる装置であり、講師と生徒がともに考え社会に生きる、他者と生きる独自の表現(生活)を創造する場です。創作する生き生きとした豊かさを体験し、考えることから、身体的に・感性的に芸術(アート)をとらえ直す学習をめざし、その学習の場から個人個人が自らの表現を構築すべきものとと考えます。
美學校は、従来のあらゆる芸術教育・芸術運動を見据え、あらたな正当性と徹底性を求め、1969年に出版社現代思潮社により創立され、色々なアーティストを排出し、設立以来42年を閲して2010年から岡山校と高円寺校を5月より開校いたします。
 
岡山教場数4コースの案内です。※岡山校に加え、高円寺校も開校されています。
美學校岡山校の募集システムは東京校の入学時期と異なっています。
開講時期は各コースによって異なりますので興味がある方は美學校岡山校までお問い合わせください。
 
■東京美學校 http://www.bigakko.jp


講座内容

「写る」写真ではなく、「写す」写真を!この講座では、写真家・能勢伊勢雄に師事する写真集団”Phenomena”のメンバーの監修のもと、撮影からモノクロプリントまでに必要な「知識」と「技術」の基礎修得から始まり、モノクロプリント未経験な方・暗室環境の無い方でも受講可能な内容となっています。機材の取扱いから露出・感光材料特性・化学薬品特性までを共同暗室での実習で学び、思い通りに写真を「写す」ようになりましょう。写真の技術修得と並行して、ゲーテの「形態学」や「色彩論」における世界認識、西洋絵画における「構図」や「光」の写真への応用、ヴァールブルク学派の「ムネモシュネ」や遊学の「相似律」から学ぶかたちの世界の把握などの講義を行います。各々が自分にとって「写真とは何か」の回答を模索し、考え深めていただきたいと思います。他には無い写真講座の内容となります。どうぞ、ご期待ください!自分の一年間の写真の変化とともに、カメラを通した「此方としての自己」と「彼方としての世界」の新たな連関の発見と認識の変容を体験していきましょう。
 
〔授業内容〕
第一回  講座概説オリエンテーション・撮影へ向けて
第二回  撮影とフィルム現像のための基本概念
第三回  フィルム現像講習
第四回  撮影実習
第五回  フィルム現像実習#1
第六回  フィルム現像実習#2
第七回  コンタクトプリント実習と解読法
第八回  プリント講習
第九回  プリント実習#1 マルチグレード・フィルター習得
第十回  プリント実習#2 覆い焼きと焼き込み
第十一回 プリント実習#3 作品制作(講師陣の指導あり)
第十二回 プリント実習#4 作品制作(講師陣の指導あり)
第十三回 写真作品発表会と入門コースまとめ、さらに写真を極めたい人のための指針指導
 
〔受講者必要道具・材料〕*入学前に用意してもらうもの

  • 35mmフィルムでマニュアル撮影が可能な一眼レフ又はレンジファインダーのカメラ(カメラをお持ちでない方は、講座推奨のカメラがありますのでお問い合わせ下さい)
  • 筆記用具
  • 入学後に講座で用意するもの(実費のみ別途集金致します)
  • フィルム/薬品/暗室作業に必要な道具等

 
講師:Phenomenaメンバー(岡 茂毅,木村 匡孝,柴田 聖子,能勢 遊神,森 美樹)
定員:3名 (応募人数により若干の変更あり)
授業料:年間10万円

  • 授業回数:全13回(月一回)
  • 授業時間:5~6時間/回

 

「写る」写真ではなく、「写す」写真を!写真家・能勢伊勢雄に師事する写真集団“Phenomena”監修のもと「銀塩写真講座 中級コース」を開講いたします。初級コースでは、撮影・フィルム現像から始まり階調再現がなされたモノクロプリント制作までの「技術」修得を共同暗室で実習するとともに、写真と向き合い表現していくために必要な「知識」をゲーテ色彩論や西洋美術から学んでいただきました。
中級コースでは、初級コース修了者を対象とし、美術展に出品できるバライタ光沢紙を使用したプリントを完成させることを目標に、写真技術のさらなる向上に取り組みます。自宅でのフィルム現像とプリント制作をベースに、「写真の科学の応用」として、ゾーンルーラーに基づいた露出のコントロール、現像薬品の調合によるカスタム現像液を用いた皿現像などを講座実習で修得していただきます。写真の「語り」から更に学び、自分の思い描く“写真的世界”を現象させる為のプロセスを完成させていきましょう。
また、写真が時代にいかに受容されてきたか、各時代の他芸術や思想のなかでいかに変容してきたかを写真史から学び、「写真を読む力」と「写真における表現」を講義で深めていきます。写真史、そして近代史を「自分と写真」の関係において考え、「自分にとっての写真とは何か」を追求していただきたいと思います。
他には無い写真講座の内容となります。どうぞ、ご期待ください!
自分の一年間の写真の変化とともに、カメラを通した「此方としての自己」と「彼方としての世界」の新たな連関の発見と認識の変容を体験していきましょう。
 
〔授業内容〕
第一回  中級コース オリエンテーション・バライタプリント皿現像講義
第二回  皿現像実習 #1
第三回  グレースケール・ビジュアライゼーション講義
第四回  バライタプリント実習
第五回  薬品調合講義
第六回  皿現像・薬品調合実習 #2
第七回  皿現像・薬品調合実習 #3
第八回  ネガ・プリント講評・写真史講義 #1「ピクトリアリズムを超えて」
第九回  ネガ・プリント講評・写真史講義 #2「日本におけるモダニズム」
第十回  ネガ・プリント講評・写真史講義 #3「ポストモダンと写真」
第十一回 ネガ・プリント講評・写真史講義 #4「現代写真をどう捉えるか」
第十二回 写真作品発表と中級コースまとめ 美術展出品へ向けて
 
受講条件:初級コース修了者であること。
     自宅暗室または貸暗室等でのプリントが可能であること。
 
講師:Phenomenaメンバー(岡 茂毅,木村 匡孝,柴田 聖子,能勢 遊神,森 美樹)
定員:3名 (応募人数により若干の変更あり)
授業料:年間10万円

  • 授業回数:全12回(月一回)
  • 授業時間:5~6時間/回

 

「写る」写真ではなく、「写す」写真を!
写真家・能勢伊勢雄に師事する写真集団“Phenomena”監修のもと「銀塩写真講座 中級コース」を開講いたします。入門コースでは、撮影・フィルム現像から始まり階調再現がなされたモノクロプリント制作までの「技術」修得を共同暗室で実習するとともに、写真と向き合い表現していくために必要な「知識」をゲーテ色彩論や西洋美術から学んでいただきました。
上級コースでは美術展に出品できるバライタ光沢紙を使用したプリントを完成させることを目標に、写真技術のさらなる向上に取り組みます。自宅でのフィルム現像とプリント制作をベースに、「写真の科学の応用」として、ゾーンルーラーに基づいた露出のコントロール、現像薬品の調合によるカスタム現像液を用いた皿現像などを講座実習で修得していただきます。写真の「語り」から更に学び、自分の思い描く“写真的世界”を現象させる為のプロセスを完成させていきましょう。また、写真が時代にいかに受容されてきたか、各時代の他芸術や思想のなかでいかに変容してきたかを写真史から学び、「写真を読む力」と「写真における表現」を講義で深めていきます。写真史、そして近代史を「自分と写真」の関係において考え、「自分にとっての写真とは何か」を追求していただきたいと思います。他には無い写真講座の内容となります。どうぞ、ご期待ください!自分の一年間の写真の変化とともに、カメラを通した「此方としての自己」と「彼方としての世界」の新たな連関の発見と認識の変容を体験していきましょう。
 
〔授業内容〕
第一回  オリエンテーション、プリント講習・実習
第二回  プレグナント講習、撮影実習-人工照明
第三回  現像講習・実習、暗部測光講習
第四回  暗部測光実習
第五回  現像液調合 #1
第六回  現像液調合 #2
第七回  バライタマット講習・実習
第八回  ムネモシュネ講習
第九回  展示作品・ムネモシュネ・展示計画
第十回  中間講評
第十一回 作品講評、フラットニング、額装、展示準備
第十二回 展示実習
 
受講条件:中級コース修了者であること。
 
講師:Phenomenaメンバー(岡 茂毅,木村 匡孝,柴田 聖子,能勢 遊神,森 美樹)
定員:3名 (応募人数により若干の変更あり)
授業料:年間13万円

  • 授業回数:全15回(月一回)
  • 授業時間:5~6時間/回

 
 

伊丹 裕氏

東京・神田神保町の美学校で行われている講座が、夏季・冬季休暇を利用して美学校岡山校にて特別講座が開校されます。
 
講師:伊丹 裕
期間:8月、3日間。1月、3日間。
時間:PM6:00~PM9:00
授業料:17000円(6日間)
定員:5名より開講されます。
 
公開講座にもなっております。
公開講座:聴講者は1回3,000円となります。
 

齊藤 等氏

日本中の主要なアートの現場にかかわり実践のなかから培われてきた齊藤 等氏のアートマネジメント講座のはじまりです。"アートマネジメント"というアートを核にして作家と社会を結び付け集合的意識をオーガナイズするという現在最も重要な仕事の全貌を培ってきた経験の中から講義し、アートの現場で何が問題になっているか? そしてアートが未来に向かってどのようにあらねばならないのかを授業を通じ検討していきます。それはまた、作家にとっては作品を社会に向けて公開する時のセルフ・オーガナイズの問題でもあります。
 
講師:齊藤 等
学校法人加計学園・倉敷芸術科学大学勤務。倉敷芸術科学大学に赴任以前は加計学園研修室にて学園本部・岡山理科大学の事務系ネットワークや事務系コンピュータの管理をしており、当時の代表的な仕事は岡山理科大学のICカード学生証システムの構築など。大学での勤務の傍ら、2004年の『スペクタクル能勢伊勢雄1968-2004』展のサポートを皮切りに、40×40プロジェクト、A to Zサロン@岡山、旧中工場アートプロジェクト、BIWAKOビエンナーレ、himing、金沢アートプラットフォーム、黄金町バザール2009等のサポートを通じてアートプロジェクトを裏側から見つめる。2008年からは横浜のBankART・黄金町・寿町を主な活動場所として、アート系学生を社会にリレーするプロジェクト『倉敷芸術科学大学ヨコハマゼミ』をサポートしている。
 
■その他
1回1.5~2時間程度の分量での開催です。特別に受講者に用意していただく本などは有りません。この他に齊藤講師があちこちのアートイベントに出かける時、車に同乗する形で実習ツアーを受け付けます。(費用は交通費などの実費負担頂ければ十分です。)
 
講義6回+実地2回、合わせて計8回分で2週に一回開催、4ヶ月を予定しています。
 
■授業内容
1: マネジメントってなんだ? アートマネジメントは「アートをマネジメント」するものではなく「アートプロジェクトをマネジメント」するもの。マネジメントにおける時間という「資源」
2: 価値と経済のお話】経済とは価値のサスティナビリティを表している!価値と価値観は別のもの。お金はなぜ生まれたのか。
3: 価値の共有のお話とアーティストが貧乏なわけ。 アーティストが経済のサイクルに入って行けない2つのトラウマ「アートコーディネート」の必要性
4:【アートの国際ルール アートの定義を考え直してみると、アートマーケットが見えてくる。
5: クリエイティブシティ、文化を取り巻く世界の流れ 万博とトリエンナーレ・ビエンナーレが開催される理由
6: アートシーンの地殻変動 美術館を中心としたアートシーンが揺らいでいる。
 

定員:5名
 
授業料:年間10万円
 

能勢 伊勢雄

アーチストやあらゆる表現者に必要とされる「色彩論」や「形態学」で有名なゲーテの考え方の中核に"プレグナントな点"というものがあります。私たち内部にある「観念が形象に転化し、諸形象が結びついて特定の形状を作る」という一点のことです。それはまさしくフロイトが語った「夢の場合であろうと、芸術作品の場合であろうと(略)有機的生命の営みの中に見出せる」作用をもたらす一点のことであり、この"プレグナント"な点を意識し、いかに作品の中に形作るかを明確にしていきます。いままで"感覚"に頼っていた作品制作を、"感覚"が具体的な形を成す時に何が起きているのかをもう少し知ってみようではありませんか?
 
講師:能勢 伊勢雄
写真家・映像作家・美術展企画:水戸芸術館『ANOTHER WORLD』展連動企画『超越思考講座・アナザーワールドへのプロローグ』の企画ならびに講師、水戸芸術館美術セミナー『現代美術のABC+D』の講師、水戸芸術館『ジョン・ケージのローリーホーリーオーバーサーカス』展の3企画ならびに映像作品が上映される。備前市商工会議所主催『備前アートイベント』アシスタントディレクターを'89年から7年間務める。『山形国際ドキュメンタリー映画祭'95』にて映画作品が選出上映される。岡山・倉敷市連携文化事業『スペクタル能勢伊勢雄1968-2004』展開催。広島市現代美術館「松澤宥と九つの柱-九相の未来-パリニルヴァーナに向かって」展出品。水戸芸術館『X-COLORグラフィティ in Japan』企画ならびに横浜トリエンナーレ2005『ストリートにおける表現の可能性』のパネラーを担当。Photographers' Gallery企画 『能勢伊勢雄写真展「PORTOGRAPH」』展開催。ギャラリー册『ルドルフ・シュタイナーと芸術』展出品、同展関連シンポジウム『シュタイナー芸術を生きる』にパネラー参加。松岡正剛主宰『ISIS編集学校』師範
 
定員:5名
 
講座回数:10回(毎月1回)
授業料:年間10万円
 

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